診療エリア

池田市・豊中市・茨木市・吹田市・箕面市・川西市・伊丹市・宝塚市・豊能町など
診療エリアは目安となりますので、詳しくはお問い合わせください。

エリアマップ

対象となる方

通院が困難な状態でご自宅や施設で療養されている方は、年齢や病気・障害の種類に関係なくご利用いただけます。

  • 病気や障害などで、定期的な通院が困難な方
  • 入院ではなく自宅での暮らし・療養を希望される方
  • 自宅でホスピスケア(緩和医療)を希望される方
  • 体が不自由な方
  • 病院から退院した後のケアが必要な方
  • 胃ろうや点滴、インスリン注射、在宅酸素、尿道カテーテルなど使用している方
  • かかりつけ医がいない方

訪問診療までの流れ

ご面談

ご不安に思われていることやご要望などをご相談ください。スタッフが訪問診療の治療内容や、医療費についてご説明いたします。

お申込み

訪問スケジュール作成

治療方針や訪問スケジュール・頻度などを決定いたします。内容にご同意いただけましたらご契約となります。

訪問診療開始

スケジュールに沿って訪問診療を行います。

費用

在宅医療(訪問診療/往診)には医療保険が適応されます。
医療費はほとんどの場合、入院時よりも安くなります。

処置や検査、往診などを行った場合は別途費用がかかる場合がありますが月額上限を超えることはありません。
院外処方のため別途調剤薬局からのご請求があります。
その他、医療費の助成を受けられる方については、別途お問い合わせください。
交通費・通信費は頂いておりません。

費用の目安と医療費の上限について

在宅医療(訪問診療)を受診するにあたり、費用の目安と医療費の上限についてご案内いたします。
尚、ご不明の点などございましたら、お気軽にご連絡ください(代表番号:072-753-3611

【70歳未満の方】

医療保険(約20,000円※~)

※3割負担で月2回の訪問診療の場合、採血検査等は別途料金がかかります。

限度額区分 月額診療費の目安 上限額
20,000~30,000円 252,600円 ※1
20,000~30,000円 167,400円 ※2
20,000~30,000円 80,100円 ※3
20,000~30,000円 57,600円
20,000~30,000円 35,400円

※1 +(総医療費-842,000円)× 1%
※2 +(総医療費-558,000円)× 1%
※3 +(総医療費-267,000円)× 1%

【70歳以上の方】

医療保険(約6,700円※~)

※1割負担で月2回の訪問診療の場合、採血検査等は別途料金がかかります。

負担割合 月額診療費の目安 上限額
1割負担
(限度額証なし)
6,700~10,000円 18,000円
1割負担
(限度額証区分ⅠⅡ)
6,700~8,000円 8,000円
2割負担 14,000~18,000円 18,000円
3割負担
(現役並み所得Ⅰ)
20,000~30,000円 80,100円 ※1
3割負担
(現役並み所得Ⅱ)
20,000~30,000円 167,400円 ※2
3割負担
(現役並み所得Ⅲ)
20,000~30,000円 252,600円 ※3

※1 +(総医療費-267,000円)× 1%
※2 +(総医療費-558,000円)× 1%
※3 +(総医療費-842,000円)× 1%

限度額適用認定証がない場合は上限無く医療費が請求されます。
高額療養費制度で払いすぎた分は戻ってきますが、限度額適用認定証を申請していただくと、所得に応じた上限金額までの請求となります。尚、限度額適用認定証の申請窓口は、国民健康保険をお持ちの方は区役所、社会保険をお持ちの方は会社もしくは保険者となります。


【介護保険の申請をしている方】

居宅療養管理指導についてケアマネージャー様への定期的な診療情報提供を行います。

負担割合 上限額
1割負担 約 600円/月
2割負担 約 1,200円/月
3割負担 約 1,800円/月

機能強化加算について

当院では、厚生労働大臣が定める施設基準に適合している保健医療機関(診療所)として地方厚生局に届出をし、「かかりつけ医機能」を有する診療所として機能強化加算(80点)を算定しており、以下のような取り組みを行っております。

  • 他医療機関で処方されているお薬を把握し、必要な管理を行います。
  • 必要に応じて、専門医又は専門医療機関を紹介します。
  • 健康診断の結果等の健康管理に係る相談に応じます。
  • 保健・福祉サービスに係る相談に応じます。
  • 診療時間外等の緊急時にはひだまり在宅クリニックまでご連絡ください(072-753-3611

当クリニックの訪問診療は、24時間365日対応いたします。

夜間・休日も24時間つながる緊急連絡先を用意しています。
病状をお伺いした上で、必要に応じて往診や救急要請の判断をさせていただきます。

他の医療施設、介護サービス事業者と連携しています。

患者さまの状況に応じて、下記医療・介護施設と、きめ細やかな連携体制をとっています。患者さま同意の上、連携する施設間においてICTツール(メディカルケアステーション)で患者さまの診療情報等を共有しています。

【連携機関】
さく内科、かとうクリニック、長瀬診療所、西宮ホワイトクリニック、すまいる薬局、たつなみ薬局、大学薬局、ケアプランセンターりんく、くれはケアプランセンター、やわらケアサポート、プラチナライフケアプランセンター、マックシールドットコム、ハートフル伏尾ケアプランセンター、ほほえみの園ケアプランセンター、あい居宅介護支援事業所、あい訪問看護ステーション、ななーる訪問看護ステーション、巽病院訪問看護ステーション、訪問看護ステーション SATO、訪問看護ステーションほおずき、株式会社フリーステーション

メディカルケアステーションとは?

患者さまの治療やケアに必要な情報を関係職種間でインターネットによりリアルタイムに共有します。
厚生労働省のガイドラインに準拠したセキュリティで大事な情報を守ります。

医療DX推進のため、当クリニックでは以下の取り組みを行っています

オンライン資格確認のお知らせ

当院では「マイナンバーカード」を使ったオンライン資格確認の運用を開始しました。マイナンバー保険証をお持ちの方は、受付設置のカードリーダーを利用することでスムーズに資格確認が行えます。詳しくは受付スタッフまでお問い合わせください。

【オンライン資格確認】
オンライン資格確認とは医療機関や薬局でマイナンバーカードを利用して保険資格等の確認が可能となる仕組みです。取得した情報を活用して診療を行います。※受診歴、薬剤情報、特定健診情報等

マイナンバーカードを保険証として利用するためには患者様ご自身で事前登録が必要です。 登録方法等について詳しくは厚生労働省のホームページをご確認ください。

厚生労働省ホームページ

オンライン請求を行っています。

マイナ保険証の診療情報を取得・活用することにより、質の高い医療の提供に努めています。

医療DX推進及び在宅医療DXの体制に関する事項及び質の高い診療を実施するための十分な情報を取得及び活用し診療を行っております。

機能強化型(連携型)在宅療養支援診療所
在宅緩和ケア充実診療所についてのお知らせ

当院は、令和5年5月1日より在宅療養支援診療所として在宅医療を行ってまいりました。
このたび、「機能強化型在宅療養支援診療所」並びに「在宅緩和ケア充実診療所」としての算定要件満たし、厚生労働省より認可されました。

地域の皆様が安心してご自宅で過ごせるよう、訪問診療体制をより充実させていく事を目指し、診療に邁進いたします。
今後とも、スタッフ一同頑張ってまいりますので、何卒よろしくお願い致します。

「機能強化型(連携型)在宅療養支援診療所」とは

土台となる「在宅療養支援診療所」の部分について

平成18年(2006年)に言葉として初めて登場しましたが、以前より自宅医療のための診療所は存在し治療をしていました。自宅や施設で生活をしながら病気治療を行う患者さまの治療をするための診療所となります。
その基準はこのようなものです。

  1. 診療所
  2. 24時間連絡を受ける体制を確保している
  3. 24時間往診可能である
  4. 24時間訪問看護が可能である
  5. 緊急時に入院できる病床を確保している
  6. 連携する保険医療機関、訪問看護ステーションに適切に患者情報を提供している
  7. 年に1回、看取りの数を報告している

頭についている「機能強化型」について

最新の診療報酬では、平成28年(9月30日まで)に以下の基準を満たしている必要があります。

  1. 在宅医療を担当する常勤の医師が連携内で3名以上配置
  2. 過去1年間の緊急の往診の実績を10件以上有する
  3. 過去1年間の在宅における看取りの実績を4件以上有している(平成28年4月から専門の在宅療養支援診療所の場合はクリアするべき基準が追加されています)
  4. 在宅患者の占める割合が95%以上
  5. 5か所/年以上の医療機関からの新規患者紹介実績
  6. 看取り実績が 件数)20件/年以上 又は15歳未満の超・準超重症児の患者が10人以上
  7. (施設総管の件数・ひと月)/(在総管・施設総管の件数・ひと月) ≤ 0.7(診療所の算定の式)
  8. (要介護3以上の患者+重症患者)/(在総管・施設総管の件数・ひと月) ≥ 0.5(診療所の算定の式)

「在宅緩和ケア充実診療所」とは

緊急往診や在宅での看取り実績が豊富であること、がん性疼痛の緩和ケア研修を修了した医師が適切な鎮痛薬投与で痛みのコントロールを行っている実績が十分にあることが認められた医療機関のことです。

  1. 機能強化型の在支診・病の届出を行っていること。
  2. 過去1年間の緊急往診の実績が15件以上、かつ、看取りの実績が20件以上であること。
  3. 緩和ケア病棟又は在宅での1年間の看取り実績が10件以上の医療機関において、3か月以上の勤務歴がある常勤の医師がいること。
  4. 末期の悪性腫瘍等の患者であって、鎮痛剤の経口投与では疼痛が改善しないものに対し 患者が自ら注射によりオピオイド系鎮痛薬の注入を行う鎮痛療法を実施した実績を、過去1年間に2件以上有していること、又は過去に5件以上実施した経験のある常勤の医師配置されており、適切な方法によってオピオイド系鎮痛薬を投与した実績を過去1年間に10件以上有していること。
  5. 「がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会の開催指針に準拠した研修」又は「緩和ケアの基本教育のための都道府県指導者研修会等」を修了している常勤の医師がいること。
  6. 院内等において、過去1年間の看取り実績及び十分な緩和ケアが受けられる旨の掲示をするなど、患者に対して必要な情報提供がなされていること。

在宅緩和ケアのメリットとしては、患者さんが住み慣れた場所で生活でき、面会などの制限もないため家族や友人と充実した時間を過ごせるという点です。日本人の多くが出来る限り自宅で療養することを望んでいます。在宅緩和ケアの専門家の診察を受ければ痛みなどの身体症状などがあっても病院に入院しているのと同様に緩和することができます。

患者さまにとってのメリット

上記の内容は診療所の設置基準で、設置基準そのものは患者さまにとっては全く関係のない話です。
しかしながら、その内容から読み取れることがあります。

1)24時間連絡を受ける体制を取っていて、それに応じて24時間往診および24時間訪問看護が可能

入院医療と異なり、急な容態変化があると在宅医療ではすぐに対応することが難しくなります。
そのため、家族や患者さま本人は常に緊急事態があった場合にはどうすれば良いかといった不安を心の中に抱えています。
強化型在宅療養支援診療所では24時間体制で往診や訪問看護を行うことが出来ますので、急な変化があった時にすぐに連絡を行い医師が診察に来てくれたり、すぐに救急車を要請すべきか、どのように対応すべきかといったアドバイスをすることが可能となります。
在宅医療であっても、必要な時に必要な医療を受けることは十分に行えるという点は、機能強化型在宅療養支援診療所の大きなメリットでしょう。

2)常勤医が3名以上いること

医師の複数バックアップ体制(患者さまの情報共有など)で、患者さんに対しても万全な体勢を取れます。24時間対応の場合、たった一人の医師ではやりきれるものではありません。その上で質のよいベストの医療を提供できます。又、複数の専門を持つ医師がいるということも患者さまにとっても更なる安心材料になります。

3)緊急時に入院できる病床を確保している

入院できる病床があるということは安心につながります。 在宅医療は連携が大事な医療で、連携病院などの数の多さも大切な点です。
緊急時にすぐに対応することが出来るというのは、患者さまにとっても大きな安心材料になるでしょう。このように、在宅療養支援診療所や機能強化型在宅療養支援診療所では、在宅医療を行う患者さまにとって必要な支援やサポートを行えるように施設が整えられています。

4)緊急往診数過去1年に10件以上、看取り4件以上の経験数

経験豊富な医師が多く質の高い医療を提供することに繋がります。
患者さまにとっても質の高い医療を提供することや、在宅医療を安心して利用することが出来るということは大きなメリットになるでしょう。
※当院実績数 緊急往診50件以上 看取り件数40件以上

患者様へのご案内(保険医療機関における書面提示)

一般名での処方について

後発医薬品があるお薬については、患者様へご説明の上、商品名ではなく一般名(有効成分の名称)で処方する場合がございます。

後発医薬品使用体制について

医薬品の供給が不足等した場合に当該保険医療機関における治療計画等の見直しを行います。医薬品の供給状況によって投与する薬剤を変更する可能性があります。